シミは防げない?
シミやくすみのない透明感のある美白肌は、日本人女性の永遠の憧れですね。
「シミやそばかすのためにコンシーラーが手放せない」
「化粧品は美白ラインを揃えている」
という人も多いのではないでしょうか?
シミは美肌の大敵ですが、体にとってシミをつくることは一種の防衛反応です。私たちの体は、活性酸素を生じさせる紫外線を体に入れないために、黒い幕でパリアを張るのですが、これがシミの正体。
若いうちは、ターンオーバーにより黒くなった細胞は押し上げられてはがれ落ちます。ところが、繰り返し紫外線を浴び続けると、メラニンを作る色素細胞(メラノサイト)にエラーが生じ、大量のメラニン色素がつくられ、それが肌の上に定着してしまいます。これが加齢によるシミのメカニズムです。
美白に効果的な栄養素、成分
・鉄
・ビタミンC
・ビタミンE
・フィトケミカル
これらの栄養素を上手に摂ることで、今あるシミさえも目立たなくすることも可能です。この栄養素は、普段の食生活で手に入れられるものばかり。つまり、特に余分なお金はかからないというワケですね。
「美白ラインの化粧品は価格が高いから続かない」
「美容医療は興味があるけど、料金が高そう・・・」
と、思っている人には朗報ではないでしょうか。
美白に効く!4大栄養素&成分
1.【鉄】
~女性の美容と健康を強力にサポート~
【主な食べ物】
豚・鶏レバー、牛赤身肉、カツオ、マグロ、あさり、赤貝など
2.【ビタミンC】
~メラニンの生成を抑制しコラーゲンの原料となる~
【主な食べ物】
赤ビーマン、ミニトマト、ブロッコリー、いちご、キウイ、アセロラ、菜の花、ほうれん草、小松菜など
3.【ビタミンE】
~ビタミンCを補強しアンチエイジングに欠かせない~
【主な食べ物】
美白に効果的・逆効果な食べ物栄養素とビタミンC摂取量
キウィ、ウナギ、アボカド、アーモンド、へーゼルナッツ、かぼちゃ、落花生、アユ、いくら、サーモントラウト、たらこなど、種実から搾った植物油(グレープシードオイルなど)
4.【フィトケミカル】
~注目の植物由来の抗酸化成分~
【主な食べ物】
パセリ、トマト、にんじん、かぼちゃ、ピーマン、レモン、玉ねぎ、大豆、ブルーベリー、鮭、えび、赤ワイン、ごま、しょうが、ひじき、とうがらし、そばなど
美白は全方面から、そして習慣化しよう!
美白を目指すなら、お化粧品に頼るだけでなく、日焼け止めや帽子、サングラスといった紫外線対策もしましょう。
外からの紫外線対策と、食べ物の摂取による内側からの美白作用で、きっと今より美白、美肌により近づけるはずですよ。